在職中の転職活動

在職中に転職活動を開始する際の手順と注意事項を経験者が紹介

在職中の転職活動
1社に勤めあげる考えが薄れゆく昨今では、転職するとは決めていないが念のため準備を始めたいと考えている人が増えています。
しかし、仕事と家庭が忙しい中で転職活動に着手する時間を捻出できない方が多いのが実情です。
本記事では、そんな悩みのある会社員の方へ向けた転職活動の初動に役立つ情報を紹介します。
働きながらでは時間が無い。まずは何からすれば良い?

転職サイトに登録して会社にバレないか心配・・

職務経歴書と自己分析から

まずは職務経歴書を書いてみましょう。

様式は任意のものでOKです。dodaが無料公開しているテンプレートを使うのがお勧めです。

職務経歴書テンプレート(Word・Excel)のダウンロードと選び方 |転職ならdoda(デューダ)

いざ書こうとすると、自身の仕事内容を社外の人に分かるように要約すること及び他社に自身の何がPRできるのかを明文化することの難しさが分かると思います。

この職務経歴書は転職エージェントに登録して転職先探しの相談する際に必要になります。

<職務経歴書の項目例>
・職務要約
・職務経歴
・活かせる経験・知識・技術
・資格
・自己PR

 

並行して自己分析を行います。ここで言う自己分析とは以下のような点を自分の中で整理することです。

・今の会社で満たせない不満は何か
・それは会社を変えれば解決されるのか
・働く上で重視したい点は何であるか

これは転職エージェントと面談するまでに自分の中で答えを持っておくとスムーズに相談ができます。

 

会社にはバレる心配は無用

転職サイトに登録しても現在勤めている会社にはバレることはありません。転職サイトに登録する際には貴方の現在の会社を記入する項目があり、その関連会社も含めて会社側には貴方の求人が見えないように設定することが可能です。

尚、転職を考えていることはどんなに親しい間柄でも社内の人には相談しない方が良いです。相談された相手は引き止めなくてはならない義務感を感じますし、適切ではありません。

相談するのは社外の人にしましょう。できれば転職経験のある同世代の友人に相談するのが良いです。


 

サイトに登録して求人情報を得るだけでもOK

どんな求人を紹介して貰えるのか知りたい気持ちがある一方で、転職サイトに登録するとエージェントとの面談を経て本格的に活動をしなくてはいけないイメージがあり、登録を控えている人が多いと思います。私もその一人でした。

しかし、WEB上で求人紹介のサービスだけを受けることは可能です。必ずしも面談をしたり、登録3か月以内に転職先を決めることを催促されるわけではありません。

基本無料でありリスクが全く無いので、一度登録をしてみてどのような求人が自分に紹介されるのかを把握することをお勧めします。↓↓↓

但し、エージェントと面談すると、貴方の希望をふまえた上で、ピンポイントに提案をしてくれるので、少しでも転職を検討しているのであれば、是非一度面談をすべきです。
転職活動をすること自体にまだ悩んでいる段階でも転職エージェント側には相談できますし、そういう人は非常に多く存在するので転職エージェント側も理解してくれます。
不動産・保険の営業などと異なり押し売りの営業をする転職エージェントは無いので、その点は安心してください。何故なら転職エージェントは仮に貴方が内定を受諾後に辞退してしまったり入社後に直ぐ辞めてしまう場合はその会社から信頼を失ってしまうためです。

既に転職した元同僚に相談

既に転職した元同僚は他の会社と貴方の会社とを比較した際の長所と短所が良く分かっています。非常に確度の高い情報になるので、コンタクトを取って相談することをお勧めします。

また、その際には退職手続きなどの経験談も聞くと良いでしょう。

気力と体力がある内に活動

転職活動には時間と労力が必要です。もし転職検討理由が勤めている会社がブラック体質で心身が削られているということであれば、必ず気力と体力がある内に転職準備をすることをお勧めします。

既に心身がやつれた状態で転職活動をすると、今の会社から逃げたい一心で早まった考えで企業選びをしてしまうリスクがあります。

退職してからの転職活動は危険

仕事をしながらでは転職活動の時間が作れないからと先に退職をしてしまうのは危険です。

直ぐに転職先が決まる保証は全くありません。無職で収入が無くなる期間があると非常に不安になり、再就職を決めることに焦りを感じ、安易に転職先を決めてしまいたくなります。

このように焦ることなくじっくりと自己分析・転職先候補の調査に時間をかけて後悔の無い転職先を決めることが重要です。

最後に

人生の中で最も時間を多く過ごす場所は、家庭でもなく学校でもなく職場です。
転職をするにしてもしないにしても、大きな判断になりますので一時の感情で行動せず冷静かつ計画的に情報収集・自己分析をして取り組むんで頂ければと思います。


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