評価はされない
上司の志向を考慮せずに闇雲に頑張るだけでは評価はされません。
保険や不動産の営業マンであれば数字で成果が出るので明白ですが、年功序列の企業では上司が評価を判断します。
貴方が事業にとってベストだと思っていること=上司にとってのベストとは限りません。


正しく評価されない原因の事例と対策を以下に紹介します。
上司尊重の欠如
以下のような行動を取っていませんか?上司の印象を悪くしますので要注意です。
×上司に話を通さずに更に上の上司に先に報告をしてしまう
×上司の意向を確認せずに仕事を進めてしまう
事業によって良かれと思っていることを行っても、上司を尊重せずに行った行動はマイナス評価となります。
貴方の人事評価を行うのはあくまでも直属の上司であることに留意して下さい。
同僚も頑張っている
評価には、”絶対評価”と”相対評価”があります。絶対評価は貴方個人が与えられた職務の目標に対しての達成度合いを元に評価します。一方、相対評価とは他の社員との相対的な比較での評価になります。
実は、多くの企業では部門間での公平性の観点から高い評価を与える人数の枠が決まっています。
このため、貴方が頑張っていても、他の同僚と比べて優れていなければ高い評価は得られません。
同じ役職レベルにいる部内の同僚と比較して自分がどの位置にいるのかを把握して下さい。
上司にやる気がない
一番最悪の理由がこれです。上司は部下に高い評価をする際に上層部にその理由を説明する必要があります。
普段から上司が貴方の仕事ぶりに関心が無く、昇進を助ける意思がない場合は、貴方がどんなに頑張っても無意味になります。
日常的に上司からフィードバックが貰えていない場合はこれを疑った方が良いでしょう。
特定の上司だけの問題であればまだ良いですが、会社全体の風潮であれば、転職することをお勧めします。
転職エージェントにその旨を伝えれば、正しい評価制度がある企業を紹介してくれるはずです。↓↓↓
転職活動を開始する際の手順と注意事項を以下の記事に纏めましたのでご参照ください。
努力の方向性が違う
仕事をガムシャラに頑張っても評価はされません。
上司が部下に求めていることを頑張る必要があります。これは業務だけに限りません。
例えば、部内全体を盛り上げるために、日頃から全体会議で発言をしたり、懇親会などの社外イベントにも積極的に参画しているかという点を評価する上司もいます。
上司の好みを探るには上司との日々のコミュニケーションが不可欠です。