
上座と下座だけが会社の飲み会の座席ルールだと誤解していませんか?
お店に着いた際に「どこに座れば良い?」と上司に聞かれた際に素早く答えられますか?
社員だけで飲み会をする場合と、顧客の接待とでは席次のルールが異なることを知っていますか?
本記事を読めば新社会人・幹事未経験者でも安心して飲み会に臨めるようになります。
上座と下座
必ず理解しておく必要があるのが、上座と下座です。
上座
入り口から一番遠い席を指します。
年長者、上司、イベント(歓送迎会)の主賓、顧客に座ってもらう席です。
下座
入口に一番近い席を指します。
飲み会の幹事、若手社員、もてなす側が座る席です。
オーダーの注文など、店員とのやり取りがし易い席となります。
上座に座って頂くべき人に下座に座るように案内をしてしまうと大問題です。

飲み会の座席
飲み会の座席には上座・下座以外のルールがあります。
社内の飲み会の場合と、社外の顧客接待の時では座席が異なります。
また、長方形のテーブルと円卓テーブルとでも座席の違いがあります。
確実に間違えてはいけないのは、
「一番偉い人は上座の中央に座る」
「一番格下の貴方は茶坊主のために店員さんと会話ができる入口側に座る」
の2点です。
会社の飲み会で気を付けるべき注意事項7選 | 新入社員/若手社員必見 | 悩める会社員の集い (terao-business-blog.com)
社内の飲み会(長方形テーブル)
居酒屋・洋食で用いる長方形テーブル席のお店での座席を説明します。
人数によって異なりますので注意してください。
2人の場合

3人の場合

4人の場合

5人の場合

6人の場合

社内の飲み会(円卓テーブル)
中華料理店などでで用いる円卓テーブルの座席の場合は以下となります。
社外の顧客の時も同じ座席になります。

社外の顧客接待(長方形テーブル)
接待のお店は座席で選ぶ
仕事の顧客との会食場所を選ぶ際に何を重視していますか?
料理の味ですか? 値段ですか?
意外と見落としがちなのが、座席です。
- 座席が他のお客さんの席と近すぎる
- 人数に対してテーブルが小さくて窮屈
- 出入口・トイレ・厨房に近すぎる
チェーン店などでは出来るだけ多くのお客さんを店にいれて回転率を上げることを重視するため、仕事の接待では適していません。
どんなに値段がお手頃で食事が美味しくても、座席が不適切であれば台無しです。
接待では必ず適切な座席空間のあるお店を選ぶようにしてください。