会社の飲み会注意事項

会社の飲み会で気を付けるべき注意事項7選 | 新入社員/若手社員必見

会社の飲み会注意事項
不慣れな会社の飲み会で粗相をしないか心配していますか? そんな方に向けて仕事の飲み会への出席数が数百回を超える30代中盤の営業職サラリーマンの筆者が会社の飲み会での注意事項を紹介します。
この記事を読めば「粗相がないように」を通りこして「しっかりしているな」と感心されるようになります。

会社付近のお店を把握

仕事中に会社の上司・先輩から「今日帰りに飲みに行こうか、場所は選んでおいて」と突然言われた場合に備え、参加者の人数・立場・好みに応じた会社周辺のお店をいくつか把握しておきましょう。
直ぐに電話できるように携帯に登録しておくと便利です。
また、できればプライベートで事前に使用する等して下見をしておくと良いです。
オッケーポーズの女性

入店・着席

入店の際のドアを開け、出席者を中にお通しします。席は目上の人が奥に座り、自身は店員さんとやり取りがしやすい位置に座ります。(目上の人から指定があった場合はそれに従う)。

なお、大人数の場合は目上の人が最も全体に向けて話がしやすい中央位置に座って頂くようにします。奥に座らせることが良いと勘違いしている人がいますので注意してください。

なお、着席時には上着をお預かりしてハンガーにかける申し出も忘れずに。これは習慣になっていないと結構忘れがちです。

レストラン

最初の注文

全員分の一杯目のドリンクをヒアリングして注文します。全員が何を飲むか決まったことを確認し、店員さんを呼び注文をしてください。
人数が多い場合は、「ビール以外の人はいますか?」と聞く方が早いです。
乾杯直後に前菜を何点か頼みます。多くのお店では、一旦ドリンクの注文をホールに伝えてから戻って食事のメニューを受ける場合が多いです。尚、落ち着いた雰囲気のお店ではチェーン店の居酒屋で行うような大声で店員さんを呼びつける行為はNGですので注意が必要です。
なお、食事は一皿では人数的に不足する場合は、「それぞれ二つずつ」という頼み方をしましょう。悩んだら店員さんにお勧めを聞いてください。
メニューを注文中の女性

乾杯・歓談

全員のドリンクが揃ったら乾杯します。勝手に飲み始めるのはNGです。特にイベントごとではなく会社帰りに突発的に飲みに行っただけであれば、乾杯時にかしこまった挨拶は不要です。なお、計画的な飲み会で幹事を任された場合の対応は以下のリンク内に記載しています。
乾杯をする際は片手でグラスを持つのはNGです。必ず両手を添えて下からグラスを運んで乾杯をします。
片手での乾杯はNG
乾杯後、食事が来ますので取り皿と箸を配布します。お店の人が持ってくる場合もありますが、居酒屋などでは纏まって席に置いてあります。
お絞りも人数分あるか必ず確認してください。
食器
グラスが空きかけたら、「次のお飲み物はどうされますか?」と尋ねます。これは新入社員の方は慣れないとうっかり見落としがちです。筆者も習慣づけるのに1~2年要しました。しかし、回数を重ねると自然に習慣づけられます。
ワインを注ぐ
また、料理が運ばれてきたら、目上の人を中心に皆の手の届く範囲に置きます。空になった皿やグラスが目上の人の前に置きっぱなしにならないように注意してください。
サラダなどの取り分けられるものは目上の人の分から順番に取り分けてからお渡しします。
目上の人が「各自でとる形で大丈夫だよ」と言ってくれる場合もありますが、いずれにせよ姿勢を見せることが重要です。
食事

会計

会計時は、目上の人が多く払う場合がありますので、それは相手に委ねましょう。このことを”傾斜をつける”と呼んだりします。例えば、課長:1万円、先輩達:5千円、自分:3千円というような形です。
食事の会計

退店・見送り

お店を出る際は、上着・財布・携帯・アイコス等の忘れ物が無いか席の周りを確認します。上司がタクシーで帰る必要がある場合は、退店前に電話で店まで呼んでおきます。
二次会に行きたい場合があるので、タクシーを呼ぶ前に意向を確認しましょう。

翌朝のお礼

翌朝出社したら朝一で出席した目上の人にお礼に行きましょう。
これを行うか否かは会社の文化によりますが、極力実施した方が良いです。
お辞儀をする女性
以上となります。こう見ると色々あって面倒だと思うかもしれませんが、会社内に限らず様々な場面の会食で役に立ちますので、是非早いうちに慣れて覚えてしまいましょう。

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