転職先の企業が採用した経験者社員の県外への引越し費用を負担するケースがあります。
この場合、内定を貰う前に貴方が引越しをしてしまうと会社での費用負担は出来ません。
従い、必ず内定を貰ってから引越しをすべきです。
特定の地域に住むことが目的で転職活動をしている人が陥りやすいミスです。
転職してから引越し
転職に伴う引っ越しは必ず転職先の企業から内定を貰って貴方が受諾した後に行うべきです。
転職に失敗すると働けなくなる
貴方が確実に転職に成功する保証はありません。
万が一失敗した場合、働くことが出来なくなります。
必ず転職先が見つかってから今の会社を辞めるようにしてください。
無職になった状態の方が転職活動に費やせる時間が多いのは事実ですが、かなりリスクがあります。
先に会社を辞めてしまうと、収入の不安から焦って次の会社を決めてしまう人がいますが、これが一番不幸です。
社員寮や社宅がある企業もある
転職先の企業が社員寮・社宅を有している場合、個人で借りるよりも賃貸費用が遥かに安くなります。
賃貸料金は内定後でないと開示はしてくれませんが、社員寮と社宅の存在有無だけなら企業のHPで調べることも可能です。
引越し時期を間違える人
以下に該当する人は引越し時期を間違えやすいです。
該当する人は要注意です。
- 初めて転職をする人
- 引越しをしたことが無い人
- 家族が早く引越したい人
家族構成にもよりますが、引越しには30~50万円ほどの費用が必要です。
今の会社を辞めて新しい会社を探すのに夢中で意外と知られていませんが、多くの中堅~大手企業は内定者が県外に引っ越すための費用を負担してくれます。
ただし、内定を貰う前に行った引越し費用は対象外になります。従い、先走って内定を貰う前に引越しをしてしまっては大損をすることになります。
会社が引越し費用を負担するまでの流れ
引越し費用の負担可否については、面接中に質問することは控えましょう。常識が無いと思われて印象を悪くしてしまうからです。
内定を貰い、給与・福利厚生の説明を受ける条件面談の際に尋ねるのが適切なタイミングです。
負担してくれる費用の項目の詳細は企業によって多少異なります。
例えば、引っ越し業者に支払う費用(自家用車の運搬含む)は負担の対象になるが、エアコン取付費用などの付帯費用は対象外となるケースがあります。
転職内定後の引越し手順
転職が決まってから引越しをするまでに以下の7つの作業が最低限必要です。
筆者の経験上、全ての作業を完了するまでには少なくとも1か月は要するでしょう。
- 単身赴任か家族帯同かを家族で相談
- 引越し業者の選定と引越し日時の確定
- 電気・ガス・水道・インターネットの停止日連絡
- 新居での電気・ガス・水道・インターネットの開通連絡
- 賃貸管理会社に退去費の連絡
- 役所にて転出届を出す
- 子供の小学校に連絡(子供に丁寧に説明)
繁忙期は引越し業者の確保困難!
引越しの搬出が朝で搬入が同日の夜に終わるとは限りません。
日を跨ぐケースが多々あります。手遅れになってから要望をしても調整は困難です。
特に入学・入社タイミングの直前の期末と土日は予約が混雑します。
引越しが決まった時点で即引越し業者を選び日程を確保して下さい。
引越し完了後に行うこと
無事に引越しが完了した後には以下の6点を直ぐに行って下さい。
役所は平日しか窓口が対応してくれないので、平日に行く必要があります。
転職先で仕事が始まってから早速平日に休みを貰うことは難しいので、入社前に済ませましょう。
- 住民票の変更
- マイナンバーの住所更新
- 免許証の住所更新
- 子供の学校変更
- 児童手当の受給届
- 子供の医療証の発行
※ガスとインターネットの工事は立ち合いが必要です。
★★★ 転職先が決まった人はコチラから引越し業者を選定!★★★
単身赴任なんてばからしい|辞令を直ぐ承諾すると後悔します! | TERAO|メーカー営業への転職 (terao-business-blog.com)