昨日は調整業務。今日も調整業務。明日も調整業務。
組織で仕事をするサラリーマンは社内調整ばかりの日々です。
大きな組織ならではのセクショナリズム、自部門のことしか考えない人達、他部門の仕事が分からない人達、原因は沢山あります。
本記事を読めば現状を打開する切り口が見つかるかもしれません。
仕事の板挟みの原因
仕事における板挟みは大きく以下の2つに大別できます。
部門間の板挟み
飛び込み営業、 ベンチャー企業など個人で仕事を完結できる仕事以外は基本的に社 内外の様々なステークホルダーと仕事をします。
日本企業のサラリーマンは全員高負荷で働いているため、 他部門から仕事押し付けられる、 他部門の仕事の尻拭いをさせられることが日常茶飯事になります。
誰も助けてくれず、 最終的に板挟みになって病んでしまうのが日本のサラリーマンです 。
中間管理職の板挟み
上司からは仕事を増やされ、部下へ指示すると不満を言われる。
そのため自分がプレイングマネージャーとなり管理業務と実務を担 う。
その結果長時間労働に至る。
そんな職場環境で部下は辞めて行くが、 人員補充には時間が掛かり他の社員の負荷が増えて不満も増える。
漸く来た補充要員は未経験者のため仕事が出来ない。
周囲の社員で新人をカバーをするため負荷が増えて不満も増える。
これが多くの日本企業で起きている実態です。

板挟みによるストレス
仕事の板挟みは非常に大きなストレスになります。
退職理由の上位に良く人間関係が挙げられますが、紐解くと業務上の板挟みであるケースがあります。
関係者全員が満足できる答えを貴方が用意することができれば良いですが、そうでない限りは誰かの不満・恨みを買うことになります。
これは貴方に問題があるのではありません。これが会社の仕組みなのです。
筆者も仕事で板挟みになり上手く行かない時に、自分の力不足が原因だと何度も悩みました。
しかし、前職及び今の会社の上司共に、「絶対にお前の問題では無い」と言われ続けていました。
冷静に周囲を見渡すと、他の同僚も同じように板挟みになって日々悩んでいます。
筆者は今ではこういう仕事なのだと割り切って受け入れることが必要なのだと理解しています。
板挟みに疲れた場合
仕事の板挟みに疲れた人の多くは転職を考えるでしょう。
しかし、組織で仕事をしていた人間が急に個人で完結できる仕事にキャリア チェンジする事は容易ではありません。
そのため、転職をしたとしても解決しない可能性が高いです。
仮に転職で板挟みの悩みを解決するのであれば、 手に職をつけて組織ではなく個人で成果を出せる状態にする必要が あると覚悟しましょう。
板挟みを回避できる仕事の例
- 証券マン
- WEBデザイナー
- プログラマー
- 飛び込み営業