自分にだけ厳しい上司

上司が自分にだけ厳しい5つの理由|厳しくされる人とされない人の違い

自分にだけ厳しい上司

自分だけ他の人より厳しくされるのは何故? 自分が悪いのか?上司が悪いのか?

人生で大半の時間は仕事をして過ごします。仕事の充実度は上司との関係性で決まります。

そのため、上司との関係が人生を左右すると言っても過言ではありません

本記事を読めば厳しくされる理由と対処方法が分かります。

 

上司が厳しくする理由

 

上司が貴方に厳しい理由には背景があります。

これまで数十人の管理職を見てきた筆者の経験上、厳しくする理由は以下の5つのいずれかになります。

部下の失敗責任を取りたくない

貴方が過去に仕事のミスをして上司に責任を取ってもらった事がある場合は要注意です。

部下がミスすることを恐れている上司は、ミスをしやすい部下に対して厳しくします。

「責任は取れないよ」「ちゃんと誤っておいてね」等の発言をする上司はこのタイプです。

筆者の経験上、このタイプの上司にはこまめな報連相が効果的です。

問題が大きくなる前に早めに報告して課題認識して貰うことで、上司自身が対処してくれることがあります。

 

上司自身も厳しく教育された

今の30代後半以上のサラリーマンは上司から理不尽な指導をされた方が非常に多い世代です。

自分が受けた経験をそのまま部下に当てはめて厳しく指導をしてしまう人がいます。

これは貴方のことを育てたいと思っている感情が根本にはあります。

親しみを感じて愛がある相手でも指導・育成においては怒りの感情を抱くことは日常茶飯事です。

貴方に対して怒りを示しているからといって必ずしも上司に悪意・敵意があるわけではないので安心してください。

機嫌の悪い会社員

 

上司が特定の部下に依存

部門としての成果を出すために(又は問題を起こさないために)、優秀な社員に仕事を集中させて依存する上司がいます。

複数の部下に同じことを何度も言うのが面倒なので、一番優秀で仕事のキャパシティがある部下に自分の知識・経験を詰め込み、思い通りに仕事を進めたい意図があります。

他の同僚より貴方が頼りになると思っていることを意味します。しかし、上司に評価をされている点は良いのですが、貴方が期待に応えるほど要求はエスカレートし、業務が高負荷になってきます。

優秀なビジネスマンでも鬱になって休職してしまったり、転職をしてしまう最たる理由です。

YESマンになることは止め、高負荷により業務の質が保てない場合はハッキリと上司にその旨を意思表示しましょう。

欠点を直して欲しい

貴方が無自覚でも直して欲しい欠点がある場合です。

対策としては、周囲の第3者に尋ねると良いです。「最近~さんに何度も怒られてしまうので、改善したいと悩んでいます。客観的に見て直したことが良いこと点を率直に教えてくれますか?」と相談してみましょう。

上司が不器用で貴方に意図を伝えられていないだけの可能性があります。他の方に言い換えて貰うことで気付けることがあるはずです。

プライドを捨て愚直に学習する姿勢が大事です。開き直って行動できると、成長を強く実感できますし、これまで厳しかった上司・先輩の態度がガラッと変わってきます。ぜひ試してみてください。

職場定着率91%!うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】

上司は従順な人間に厳しくする

役責に関わらず言いやすい人に指示を出す管理職は非常に多いです。

貴方が反抗せず従順であると自身が正しいと強く確信してしまい、何でもかんでも貴方に指示や不満を伝えてくる上司がいます。

筆者は複数の会社・部門で従順な人間に程厳しくする上司を多く見てきました。

「なるべく距離を置いて対面での会話の機会を極力減らす」・「すべてを真に受けずに聞き流すことを心がける」この2点をお勧めします。

 

怒っている会社員と落ち込んでいる会社員

 

厳しくされる人とされないの人違い

もし貴方に厳しくする上司が特定の一人ではなく、上司が変わっても厳しくされるのであれば、貴方自身に要因がある可能性があります。

スキル・経験が不足している

貴方がまだ20代社員若しくは転職したばかりの30代社員であれば、スキル・経験を積むことで厳しくされる頻度が少なくなるはずです。

厳しく注意された際に何が悪かったのか、どうすれば次回防げるのかを周囲のアドバイスを貰って下さい。

自分だけで考えては改善方法が分からないからこそ現状に至っているはずです。

筆者の経験上、周囲の先輩にアドバイスを求めると自分では気づかない改善の切り口が見つかることが多々あります。

【調整業務歴10年の社員が語る】仕事の板挟みによるストレスに疲れた人に伝えたい3つのこと | 悩める会社員の集い (terao-business-blog.com)

企業文化との相性が悪い

貴方が正しいと考える行動が企業の文化に合わない場合は環境を変えるべきです。

注意して頂きたいのは、会社全体の文化と会わないのか、単に所属している部署の文化が合わないのかは正しく把握してください。

部署異動などで解決するのであれば、まずはその方向で考えるのが良いです。

同じ社内であれば他部署の雰囲気はある程度分かりますが、他社の場合は入社するまで働く環境を把握することは困難だからです。

 

転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?

 


厳しい上司への対処

 

何を言っても突っかかってくる。何故普通に話ができないのだろう

あの人さえいなければ毎日幸せに過ごせるのに
生活の大半の時間を職場で過ごすため、職場に嫌な人がいるか否かは我々の人生に大きく影響します。
筆者も約10年間の会社人生の中で多くの上司・先輩・同期・後輩・お局さん・関係部門・顧客との人間関係に悩まされてきました。
ここからは読者の皆様の悩みを少しでも軽減するためのアドバイスを紹介します。

愛想よくするのを止める

貴方に辛く当たる相手に対して愛想を良くする必要はありません。疲れてしまうのでやめましょう。

貴方がウンザリしていることを露骨に伝える意味でも有効です。

貴方が愛想よく接してしまっているために相手が自身に問題があるとは考えない可能性があります。

下から懐に入り懐柔する

プライドの高い相手に対しては戦略的に下手に出て上手く扱うことが有効です。ただ、相手が調子に乗ってより理不尽を加速させてしまうタイプの場合はその限りではないので要注意です。

メールやTELだけで仕事を済まそうとせず、極力相手の席まで足を運んで会話をすると効果的です。(但し相手が繁忙な時に声をかけると逆効果なので様子を良く確認してから声をかけましょう)

距離を置く

正直多くの方にとっての解決策は距離を置くことだと思います。距離を置いても業務上で成り立つのであればそうするべきです。

業務上どうしても接点を持たないと成り立たないのであれば、自信か相手の人事異動が来るまで耐えるか、待てない場合は業務担当変更か配置換えを申し出るしかないです。

もし、異動の申し出が叶わない又はどこの部署に行っても嫌な人がいる会社の場合は、その会社は貴方に合っていないので、思い切って転職を検討することも一案です。

実際、転職する方の多くの理由は「人間関係です」決して珍しいことではありません。

「これまで培ってきた他の方との人間関係もあるし、ゼロから新しい会社でスタートするのは勿体ない」と考える気持ちは分かります。

しかし、筆者の経験上、転職しても新しい職場で良い人脈は直ぐに同様に築きなおすことができます。

会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】

 

 

自分にだけ厳しい上司
最新情報をチェックしよう!