
何年も前から会社を辞めたいと考えているのに辞められない理由を 作り時間だけが過ぎていく。
その結果、 転職適齢年齢を過ぎてしまい人生を変える選択肢が無くなる。 こんなサラリーマンが日本で急増しています。
仕事を辞めたいけど辞められない方への心の整理の一助となるべく、本記事では筆者の経験談を紹介します。
会社を辞めたいと思う理由
貴方は以下の幾つに該当しますでしょうか?
辞めたい理由を言語化すると、 自分の事で正しく今後の改善策を選択出来るようになります。
人間関係
- 上司・先輩に相談できない
- 仕事を教えてくれない
- 厳しすぎる
- 後輩にも馬鹿にされる
長時間労働
- 労働時間が他部門に依存する
- 各個人の線引きが曖昧で終わりが無い
- 上司がサービス残業を黙認
- 残業する事が評価される風土
- いつも納期に追われている
収入が低い
給与が低い
福利厚生が乏しい
昇給が年功序列
サービス残業で時給が低い
会社の業績が悪い
業界が縮小
競合に圧倒されている
退職者が続出
勤務地を変えたい
結婚等により引越しが必要
都会で暮らしたい
育児環境が良い場所に住みたい
人事異動で引っ越したくない
他にやりたい事がある
他の会社で実力を試してみたい
他の仕事にキャリアチェンジしたい
人事異動で仕事が変わってしまう
待っていても時間は解決しない
簡単に現状を打破する解決策が見つかるはずがない! そう感じていると思います。
全くもってその通りです。
筆者も周囲のアドバイスを貰いながら色んな事を試して幸せな人生 を送るための解決策を模索しました。
行動して漸く切り口が見つかるのです。
- 上司に苦境を訴える(相談する)
- 過労で潰れる前に産業医に相談してみる
- 会社依存を脱却すべく副業をしてみる
- 異業種で働く友人の話を聞いてみる
待っていても時間は解決してくれません。
これまで何度も、
会社辞めたい
↓
もうちょっと耐えてみよう
↓
やっぱり辞めたい
↓
辞めたいけど辞めるのが怖い
↓
もう限界、辞めたい
と繰り返してきたと思います。
筆者も10年近くこの考えを繰り返しました。
会社を辞めなかった結果
筆者は海外営業志望だったにも関わらず、新卒配属部署が国内営業でした。
入社3年目の時に転職エージェントのリクルートに足を運びました。
大企業の弊害である部門間調整にウンザリしたのと、海外営業の職に就きたいと考えていたからです。
リクルートでは、その場で5社ほど紹介して貰いました。
しかし、3年目の新人が転職するのであれば大幅に企業規模が小さくなると言われ、紹介された企業はいずれも聞いたこともない企業でした。
この段階では自分が望む転職は到底できないと悟り、諦めがつきました。
今の会社でもう少し頑張ってみようと決心がついたので、転職エージェントに相談したことは良かったと今でも思っています。
ちなみにこの2年後の入社5年目で海外営業に異動することができました。
この経験から、キャリアを大幅に変えるわけではないのであれば5年ぐらいは最初の会社で頑張 った方が良いと感じました。
会社を辞めた結果
筆者は、最終的に32歳になり転職を決意しました。
転職を決意した理由は以下になります。
ネガティブ要因
- 事業の将来見通しが悪い
- 自分のキャリアの結末が明白
- その上で上司・先輩に憧れなかった
- 今の会社でやりたい事はやり切った
ポジティブ要因
- 社会人としての幅広げをしたい
- 少しでも給与を上げたい
- 人脈ゼロで自分の力を試したい
- 成長業界で働きたい
また、実務担当者として転職先で誰かに仕事を教えてもらえる年齢の限界 が32-33歳迄だろうと考えていました。
これ以上の年齢になると大半の企業ではマネジメント職になるからです。
転職した結果は以下の通りでした。
プラス要因
- 残業が減った
- パワハラ上司が不在
- 収入が若干増えた
- 都内勤務になった
- 新しいスキルを学んだ
マイナス要因
- 簡単な仕事も人に聞く必要あり
- 人脈作りをゼロからスタート
⇒ 入社1年後には解消
総合的には、転職して本当に良かったと感じています。
行動しなかった後悔より行動した後悔
貴方が取れる選択肢は会社を今すぐ辞めるか辞めないかの2択では ありません。
今すぐ辞めなくても、 いざ本当に辞めて転職すべき適切なタイミングになった時に後悔の 無い最適な進路を選択出来るように仕事終わりと週末を使ってあら ゆる可能性を検討すべきです。
人間は、 行動した後悔よりも行動しなかった事に対する後悔の方が大きいと 言われています。
是非、今から出来る行動を始めてみませんか?