転職 面接回数と位置づけ

転職の面接回数と位置づけ|大半は1回目:課長級、2回目:部長級&人事

転職面接の準備

大半は1回目:課長級、2回目:部長級&人事です。

これ以上の回数があるケースは、複数部門が貴方の採用を検討している場合です。つまり、異なる部門の課長さんが貴方を面接します。似たような機能の部門が複数ある大企業などでは良くあるケースです。

本記事では、筆者が大手企業2社で学んだ中途採用実態を紹介します。

一次面接:課長級

この1回目の面接で実質採用可否が決まります。面接官は貴方が応募している部署の所属長です。

従い、入社後の上司との面接になります。応募者が即戦力になるかどうかを見られます。

面接官に伝えるべきなのは、貴方が優秀か否かよりも、これまでの働き方と合っているかどうかです。

課長が一番恐れているのは、貴方を雇った際に全く仕事のスキルがマッチせずに役に立たないことです。

どんな優秀な人でも、経験のない働き方はできません。多少スキルが課長の想定より低くても、働き方さえ一致していれば直ぐにキャッチアップできます。

こういう視点で見られていることに留意して自信をPRしてください。

一次面接で落ちる理由

以下はどの企業を受ける場合でも確実に注意してください。一つでも該当したら絶対受かりません。

  1. 働き方が合っていない
  2. 志望動機に芯が無いため直ぐに辞めそう
  3. 雇うこと根拠としてを社内に説明する成功体験が無い

二次面接(最終面接):部長級&人事

【部長】

貴方が20代~30代前半の場合、形式的に出席している場合が大半です。1次面接で課長が通した貴方を落とすのはよほどの理由がある場合です。

しかし、貴方が30代後半~40代で課長級・課長補佐級として入社する場合はその限りではありません。貴方の管理職としての能力を確認されますので、そのつもりで準備してください。

 

【人事】

貴方に入社の意向があるかを確認してきます。具体的には、家族は転職に関して既に同意済であるかといった質問です。

また、内示後の条件提示をするためのヒアリングが中心になります。具体的には、前職での貴方の給与・福利厚生の条件です。

志望動機などを改めて聞かれることもありますが、形式的に聞いているだけなので、落ち着いて一次面接と同じ内容を伝えれば大丈夫です。

 

二次面接(最終面接)で落ちる理由

  1. 会社の理念に反する失言があった場合
  2. チームプレーができない傲慢さが見えた場合
  3. 部長が俗人的な好みで判断する不適切な人間の場合
    (筆者は部長がこれに該当し自部門の欠員補充のための中途採用者が中々採用されず困った経験あり)

二次面接(最終面接)は貴方に致命的な問題が無いかの確認の場になります。基本的には一次面接と同じ内容で無難にPRと返答をした方が良いです。

卒採用面接との違い

新卒時の面接は3回が基本です。新卒採用は応募者が多いので一回目の面接は足切りの意味合いが含まれる面接となります。

転職採用面接の場合、穴埋め人員を最短で採用する必要があることから数多くの職務経歴書から厳選した応募者だけを面接しており、意思決定者の課長級が面接します。

面接方法

近年では、対面の面接ではなく、WEBを利用したリモート面接が主流です。様々な注意事項がありますので、以下の記事を読んでしっかり準備をしましょう。↓↓↓

 


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